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iCharlotteblueの備忘録(新)

TwitterやTumblrの文章まとめとか、制服とか、日記とか、告知とか。

ブログを書くコツとヴィオレッタの適当な感想

気付いたんです、ブログを書くコツ。
下書きしないことです。メモ帳などで下書きせず、直接打ち込む。そうするとわりと書けそうです。
ということで書きます。

先日、『ヴィオレッタ』を観ました。

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原題は「My Little Princess」です。
母にとっては私の小さなお姫さまだったんです。嘘偽りなく。

監督の子供時代をモデルに描いた作品です。

写真家の母親が5歳から13歳の頃の娘を撮影し、ヌードも含まれた官能的な写真集を発表した実話を、当事者の娘が監督となり映画化した

とありますが、事実ほどスキャンダラスではなく、短い期間に様々な要素が含まれた作品になっています。


以下、適当な感想です。



児童ポルノや児童エロチカがひとつのテーマといえるでしょう。
母親のカメラのモデルになった娘、母親は撮影をエスカレートし、ローティーンの娘のヌードまで撮影。写真は芸術的評価を受け売れるが、娘の精神は不安定に、あるとき娘は母親を拒絶する。
生活は安定することはなく、破綻する。
街には主人公のヌードが雑誌の表紙を飾る。
そんな話です。

映像がすごく綺麗です。ファッションも素敵。インテリアも素敵。
ヴィオレッタもとっても美しい少女です。
最高に美しいものをつくりたいって思ってただけなんだな、と思うような、それでも、周りは醜い。
本当に醜い。


未成熟の肉体に欲情する人間がいかに醜いか素敵に描かれていました。
素敵に、というのは、映像がとても素敵で綺麗だったからです。

私は未成熟の肉体に欲情することそれ自体ではなく、それを未成熟の肉体を持つものにぶつける人間が大嫌いです。


しかし私も、モデルをするヴィオレッタの、妖艶な姿にはっとします。
監督はヴィオレッタ役の女優に細心の注意を払い撮影したそうです。
セクシーな衣装ですが、ヌードは一切ありません。
これが一度映倫に通らなかったなんて、と驚きました。

親子の物語としては、あの、子供に甘える親の姿……どの家庭にも起こりうる普遍的な逆転に、ぞっとしました。

途中男性と撮影しようとする一幕がありました。それがヴィオレッタが拒絶するきっかけです。
どんなに美しく描いていても、直接少女に性的アプローチをする男性は非常に気持ち悪く醜かったので、ヴィオレッタがキレて満足でした。撮影相手の男性は、下心丸出しでした。燃やしたいですね。

キレて別室に行ったヴィオレッタに母親はバタイユを読ませようとするのですが、ヴィオレッタは怒って投げつけるんですね。そこが最高でした。燃やせ!燃やせ!バタイユを燃やせ!

表現のために生贄を差し出すのが当然という態度は傲慢すぎます。

監督は最近母親を告訴しました。

2012年11月12日、子供の頃のヌード写真撮影およびその出版について、「子ども時代を奪われた」として母親を相手取り20万ユーロの損害賠償と写真返却を求める裁判を起こした[1]。裁判では勝訴し、母親のイリナ・イオネスコ被告に1万ユーロ(約111万円)の損害賠償支払いと写真のネガフィルムの引き渡しを命じる判決が下された[2]。

エヴァ・イオネスコ - Wikipedia


親子関係の問題でガタガタ言うなみたいな意見も目にしてびっくりしました。
自分の子供なら、自分の所有物なら、なにをしてもいいのでしょうか?


映画の後半、ヴィオレッタは虐待を調査しているソーシャルワーカーに、自分のヌードのネガフィルムはどうなるのか、没収できないのか、と訊きます。
何十年もかけて、エヴァは自分のヌードのネガフィルムを自分のものにできたかと思うと、嬉しく思います。